08/25: 解説: Piano Story of F.A.
夏コミで当サークルにお越しくださった皆様、CDを買ってくださった方、本当にありがとうございました。
ここで、今回の頒布CD「Piano Story of F.A.」の収録曲や各要素の解説をさせていただきます。
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■タイトルとコンセプト「Piano Story」
前回の冬コミが終わった直後から、次は何を作ろうかという話をJUMBOとしていたのですが、その時から自分としてはピアノソロオンリーか、もしくはピアノを中心としたアルバムを一度作ってみたい、と言ってきました。
実はピアノアルバムを作るというのは昔から私の目標のひとつで、以前のCD 「SILVER STAR, ETERNAL BLUE」ではLapis Lazuliのピアノソロアレンジである程度手ごたえを得たこともあって、晴れて今回実現することになったのでした。
今回は題材を「FORTUNE ARTERIAL」に絞り、ひとつのストーリーをピアノで綴っていくという意味で、「Piano Story」というタイトルになりました。スタッフごあいさつでも書いてますが、ピアノアルバムのコンセプトは今後も続けていきたいです。
ただし、最大の問題は私自身がリアルでピアノ弾けないという事なのですが(自爆)。小学生の頃に習っていたピアノの記憶などすでに忘却の彼方。はてさて、一体どうなることやら……。
■ジャケットイラストについて
今回も今まで同様、「逆切れモダンカンカン」のいべさんにイラストをお願いしました。いつも仕事やらご自身のサークルの作業やらで忙しいところを無理聞いてもらって本当に感謝です。
イラストの題材は東儀白。いべさんに「次もFORTUNE ARTERIALならば白にしましょう!」との熱烈なリクエストを受けての採用であります。私も白は実際にFAプレイして以来かなりお気に入りです。あ、ちなみに私の一番はずっとかなでさんです。次は悠木姉妹で描いてもらえるといいな~、チラッ(ぉ。
今回はどういった構図にするかいべさんとの打ち合わせで結構悩みました。なにせCDのテーマであるピアノ自体がゲーム本編では登場しないので、背景やシチュで参考になるものがほとんどありません。本物のピアノじゃなくてトイピアノとかにしたらどうか、といういべさんの提案で、今のイラストの形がほぼ固まりました。
また、白といえば雪丸ということで、ある意味非常に大事な場所(?)に置いてもらっています。雪丸を一緒に出すことは最初に決めてたのですが、なかなかおいしい役どころではないかと。
■Track 01: 扉ひらいて、ふたり未来へ
言わずと知れたFAのオープニングテーマです。原曲はインパクトと繊細さを併せ持った曲で、オーガスト作品の主題歌群の中でもお気に入りのひとつとなりました。
今回ピアノアルバムを作ると決めたものの、アレンジの方向性については結構長いこと悩んでいて、制作を始めてからもその点で悶々とした日々が続きました。転機はいべさんとイラストの打ち合わせの時、THE SQUAREの話題になっていべさんが取り出した1枚のCD。それは元THE SQUAREのキーボード奏者=和泉宏隆のアルバム「A Square Song Book」。ピアノ・ベース・ドラムのみというシンプルなトリオ構成に衝撃を受けたところへ、いべさんから追い討ちの一言「ピアノアルバムだったらこんな感じで作られませんかね?」
……ちょ、おま、要求レベル高すぎっすよいべさん!(滝汗)
とはいえ、元々和泉宏隆は私の尊敬するミュージシャンの一人であり、同CDを聴いてその技とセンスに感銘を受けたのも事実。というわけで、当サークルとして初のトリオ構成アレンジをすることになったのでした。
アレンジは原曲よりもしっとり感重視のバラードです。今回はドラムで割と遊べたのが嬉しかったのですが、意外と難しかったのがベースの音色。ポップアレンジで使うようなベースはトリオには向かないし、かと言ってウッドベース系だと伸びが足りないし…。結局、ドラムも含め音作りに関してはトリオアレンジの「らしさ」が十分出し切れなかった点があると思います。これは今後の課題ですね。
■Track 02: モーニングミスト
ゲームのタイトル画面で流れるお馴染みの曲です。原曲は朝のまぶしい陽光を思わせ爽やかな曲……なのですが、アレンジした曲を自分で聴いてみると、同じ朝でも対称的に小雨が降るゆる~い朝のような感じが(汗)。個人的に雨は嫌いではないのでこんな感じもアリとは思いますが、どのようにお感じになるでしょうか?
原曲はフルートによるメロディラインが非常に気持ちよく聴かせてくれます。アレンジ曲でもフルートを混ぜるという構成は考えたのですが、原曲との違いを出すのが難しくなってしまうということで、現在のピアノソロの形に落ち着きました。メロディに長い音符が多用されるので、減衰系の音色であるピアノでいかにうまく間を取るかに気を遣って作っています。
曲の終止形をうまく考え付かなくて、フェードアウトの形にしてしまった点が残念です。
■Track 03: 白うさぎ
ジャケットに白を選んだということで、やっぱ白のテーマ曲は外せないっしょ!という事でチョイスした1曲。原曲はゲーム中に聴いていると白のイメージぴったりですが、曲だけ聴くと何だかドラクエのフィールドを連想してしまいます(笑)。
この曲のアレンジは制作の期間は短かったのですが、曲想を考えるのに一番悩んだ気がします。曲の出だしや間奏にあたる部分でトリッキーな音符の動きが多く、そのままピアノ演奏に置き換えるのに無理があるような気がしたからです。しかし最終的には「そのまま演っちゃえばいいんじゃね?」ということになってます(ぉ。とは言え、個々の音符の強弱やら何やらを工夫することで、不自然にならないようにするのが大変でした。特に、ピアノソロ独特のリズム感、演奏テンポのやりくりに苦労してます。制作中、JUMBOに聴いてもらって「そこ、サラッと流しすぎ!」とか、ダメ出しを一番たくさん貰った部分です(汗)。少しでもピアノの生演奏の雰囲気に近づけていたらと思います。
■制作環境とミキシングについて
アレンジの楽曲構成がシンプルなこともあって、今回音源はYAMAHA MOTIF-RACK ESのみ使用ということになりました。ソフト的にも打ち込み用のmidiomと、オーディオ編集~マスタリングをカバーするCubase Studio4というシンプル構成。まあ他にいろんなものを導入したところで使いこなせないので(笑)。というのは冗談としても、実際MOTIFのピアノやドラムの音が素晴らしいので、ピアノソロやトリオといった単純な構成だと無理に音色をいじったりする必要がないのです。同音源を使い始めてそれなりに経ちますが、改めでいい音源だなーと思います。
ピアノソロ曲に関してはミックスという作業はほとんどありませんが、Track 01はピアノ・ベース・ドラムがあるので、ミックスとマスタリングを主にJUMBOにやってもらいました。どうも私がミックスをやると、ドラムの音が前に出すぎるらしく、ピアノメインの構成でそれはダメだということで、結構な修正が入った記憶が。それでも今聞くともうちょっとドラム抑えたほうが良かったかもと思ったり。
ここで、今回の頒布CD「Piano Story of F.A.」の収録曲や各要素の解説をさせていただきます。
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■タイトルとコンセプト「Piano Story」
前回の冬コミが終わった直後から、次は何を作ろうかという話をJUMBOとしていたのですが、その時から自分としてはピアノソロオンリーか、もしくはピアノを中心としたアルバムを一度作ってみたい、と言ってきました。
実はピアノアルバムを作るというのは昔から私の目標のひとつで、以前のCD 「SILVER STAR, ETERNAL BLUE」ではLapis Lazuliのピアノソロアレンジである程度手ごたえを得たこともあって、晴れて今回実現することになったのでした。
今回は題材を「FORTUNE ARTERIAL」に絞り、ひとつのストーリーをピアノで綴っていくという意味で、「Piano Story」というタイトルになりました。スタッフごあいさつでも書いてますが、ピアノアルバムのコンセプトは今後も続けていきたいです。
ただし、最大の問題は私自身がリアルでピアノ弾けないという事なのですが(自爆)。小学生の頃に習っていたピアノの記憶などすでに忘却の彼方。はてさて、一体どうなることやら……。
■ジャケットイラストについて
今回も今まで同様、「逆切れモダンカンカン」のいべさんにイラストをお願いしました。いつも仕事やらご自身のサークルの作業やらで忙しいところを無理聞いてもらって本当に感謝です。
イラストの題材は東儀白。いべさんに「次もFORTUNE ARTERIALならば白にしましょう!」との熱烈なリクエストを受けての採用であります。私も白は実際にFAプレイして以来かなりお気に入りです。あ、ちなみに私の一番はずっとかなでさんです。次は悠木姉妹で描いてもらえるといいな~、チラッ(ぉ。
今回はどういった構図にするかいべさんとの打ち合わせで結構悩みました。なにせCDのテーマであるピアノ自体がゲーム本編では登場しないので、背景やシチュで参考になるものがほとんどありません。本物のピアノじゃなくてトイピアノとかにしたらどうか、といういべさんの提案で、今のイラストの形がほぼ固まりました。
また、白といえば雪丸ということで、ある意味非常に大事な場所(?)に置いてもらっています。雪丸を一緒に出すことは最初に決めてたのですが、なかなかおいしい役どころではないかと。
■Track 01: 扉ひらいて、ふたり未来へ
言わずと知れたFAのオープニングテーマです。原曲はインパクトと繊細さを併せ持った曲で、オーガスト作品の主題歌群の中でもお気に入りのひとつとなりました。
今回ピアノアルバムを作ると決めたものの、アレンジの方向性については結構長いこと悩んでいて、制作を始めてからもその点で悶々とした日々が続きました。転機はいべさんとイラストの打ち合わせの時、THE SQUAREの話題になっていべさんが取り出した1枚のCD。それは元THE SQUAREのキーボード奏者=和泉宏隆のアルバム「A Square Song Book」。ピアノ・ベース・ドラムのみというシンプルなトリオ構成に衝撃を受けたところへ、いべさんから追い討ちの一言「ピアノアルバムだったらこんな感じで作られませんかね?」
……ちょ、おま、要求レベル高すぎっすよいべさん!(滝汗)
とはいえ、元々和泉宏隆は私の尊敬するミュージシャンの一人であり、同CDを聴いてその技とセンスに感銘を受けたのも事実。というわけで、当サークルとして初のトリオ構成アレンジをすることになったのでした。
アレンジは原曲よりもしっとり感重視のバラードです。今回はドラムで割と遊べたのが嬉しかったのですが、意外と難しかったのがベースの音色。ポップアレンジで使うようなベースはトリオには向かないし、かと言ってウッドベース系だと伸びが足りないし…。結局、ドラムも含め音作りに関してはトリオアレンジの「らしさ」が十分出し切れなかった点があると思います。これは今後の課題ですね。
■Track 02: モーニングミスト
ゲームのタイトル画面で流れるお馴染みの曲です。原曲は朝のまぶしい陽光を思わせ爽やかな曲……なのですが、アレンジした曲を自分で聴いてみると、同じ朝でも対称的に小雨が降るゆる~い朝のような感じが(汗)。個人的に雨は嫌いではないのでこんな感じもアリとは思いますが、どのようにお感じになるでしょうか?
原曲はフルートによるメロディラインが非常に気持ちよく聴かせてくれます。アレンジ曲でもフルートを混ぜるという構成は考えたのですが、原曲との違いを出すのが難しくなってしまうということで、現在のピアノソロの形に落ち着きました。メロディに長い音符が多用されるので、減衰系の音色であるピアノでいかにうまく間を取るかに気を遣って作っています。
曲の終止形をうまく考え付かなくて、フェードアウトの形にしてしまった点が残念です。
■Track 03: 白うさぎ
ジャケットに白を選んだということで、やっぱ白のテーマ曲は外せないっしょ!という事でチョイスした1曲。原曲はゲーム中に聴いていると白のイメージぴったりですが、曲だけ聴くと何だかドラクエのフィールドを連想してしまいます(笑)。
この曲のアレンジは制作の期間は短かったのですが、曲想を考えるのに一番悩んだ気がします。曲の出だしや間奏にあたる部分でトリッキーな音符の動きが多く、そのままピアノ演奏に置き換えるのに無理があるような気がしたからです。しかし最終的には「そのまま演っちゃえばいいんじゃね?」ということになってます(ぉ。とは言え、個々の音符の強弱やら何やらを工夫することで、不自然にならないようにするのが大変でした。特に、ピアノソロ独特のリズム感、演奏テンポのやりくりに苦労してます。制作中、JUMBOに聴いてもらって「そこ、サラッと流しすぎ!」とか、ダメ出しを一番たくさん貰った部分です(汗)。少しでもピアノの生演奏の雰囲気に近づけていたらと思います。
■制作環境とミキシングについて
アレンジの楽曲構成がシンプルなこともあって、今回音源はYAMAHA MOTIF-RACK ESのみ使用ということになりました。ソフト的にも打ち込み用のmidiomと、オーディオ編集~マスタリングをカバーするCubase Studio4というシンプル構成。まあ他にいろんなものを導入したところで使いこなせないので(笑)。というのは冗談としても、実際MOTIFのピアノやドラムの音が素晴らしいので、ピアノソロやトリオといった単純な構成だと無理に音色をいじったりする必要がないのです。同音源を使い始めてそれなりに経ちますが、改めでいい音源だなーと思います。
ピアノソロ曲に関してはミックスという作業はほとんどありませんが、Track 01はピアノ・ベース・ドラムがあるので、ミックスとマスタリングを主にJUMBOにやってもらいました。どうも私がミックスをやると、ドラムの音が前に出すぎるらしく、ピアノメインの構成でそれはダメだということで、結構な修正が入った記憶が。それでも今聞くともうちょっとドラム抑えたほうが良かったかもと思ったり。
