09/09: 解説: CRY FOR THE MOON
前回に続き、今回も自身のCDについて。昨年の夏コミで頒布した「CRY FOR THE MOON」についても語っておきたいと思います。
そもそもジャケ裏の狭いスペースではそんな突っ込んだ話は書けないんで、最初からこういう形で書いときゃよかったとちょっと反省。
■タイトルについて
THE SQUARE(現T-SQUARE)のアルバム「Stars and the Moon」に収録のナンバー「CRY FOR THE MOON」から名前を頂きました。
超有名な「TRUTH」よりも前の作品ですが、個人的にスクェアといえば、このあたり(正確には1こ前の「ADVENTURES」あたり)から「TRUTH」くらいまでが非常に好きだったりします。
そういえば「TRUTH」にしても1987年の作品。もう20年も経つわけですねぇ……。
■ジャケットイラストについて
サークルとして久しぶりのCDということでどうしようか考えたのですが、以前TLS系のCDで何作か描いてもらったことのあるいべさんにイラストをお願いすることにしました。柔らかい線でぷにぷに感のある作風がすごく好きです(爆。
ジャケットのイメージはフィーナ姫で満月の夜空ということでほぼ決まっていたのですが、構図や姫様のポージングについて、いべさんと二人でああだこうだ言いながらかなり悩んだ記憶があります。
タイトルにイメージを合わせるつもりで姫様には涙を流してもらった訳ですが、よく考えたらタイトルのCRYは「泣く」ではなく「叫ぶ」の方の意味な気がします。
■Track 01,03: Lapis Lazuli -Cry for the Moon-
夜明け前より瑠璃色なといえばやはりこの曲。という訳で、アレンジ自体もやるのは久しぶりというのになんというチャレンジャーな選曲(笑)。
この曲は公式にもアレンジバージョンが多数存在するためプレッシャーもかかりますが、オーガスト系に初進出ということで、これくらいのチョイスでないと!というのと、やはり私自身この曲が大好きであることが一番の動機であることは間違いありません。
アレンジにあたっては、とにかくノリの良さが一番大事という方針で、特にドラムを中心としたリズム系楽器に力を入れたものになってます。特にドラムはオカズの入れ具合などかなりのリテイクを経て今の状態になっています。逆にメロディやギターソロのシミュレートがそれなりになってしまったのが反省点ですね。
要所でカッティングギターやシーケンサーのパートを加えたりSEを入れたりと、私のアレンジにしてはかなり派手な構成になりました。
ギターソロ部分のフレーズや進行は、公式サントラLunar Passport収録の「Lapis Lazuli -Lunar eclipse version-」から一部拝借しています。
ちなみに、このアレンジ曲は原曲とテンポを完全に合わせて作られていて、原曲のボーカルパートを抜き出してミックスする、などという遊びをやっていました。(版権的にアレなので公開はできませんが)
■Track 02: one's stars
Lapis Lazuliでは割と原曲と似た方向性のアレンジにしたため、この曲では曲想をガラッと変えたアレンジを目指しています。ただ、エンディング曲らしいバラード、という方向性は守ろうという方針です。
当初このアレンジは、吹奏楽部ヒロインふたり、麻衣のフルートと翠のクラリネットによる夢のデュオをシミュレート、というコンセプトだったのですが、フルートでない方のメロディパートで実際に鳴っているのはクラリネットではなくオーボエです(爆)。
クラリネットの音色ではどうしても音域が合わず鳴りが不自然になってしまったため、泣く泣くこのような選択になったのですが、ここはやはり悔やまれます。曲全体を移調するなどして音域を合わせていけば、もしかしたら出来たかもしれませんが……。
と、音色の選択では残念な結果になったものの、ふたつの楽器によるメロディラインの協奏、という試みはある程度うまく出来たんじゃないかと自負しています。原曲のメロディライン自体が、このような構成に向いていたのかも?
■余談: 制作環境とかミックスとか
例によって、ここから更にマニアックな話になります(笑)。
制作環境は、単体MIDI音源を使って制作していた以前のスタイルから大きく変わりました。音楽制作ソフトにCubase SL3を導入、複数の音源とオーディオベースでの制作が前提になったことから、それまで持っていた音源(SC-8850、MU2000)に加えてYAMAHA MOTIF-RACK ESを購入、「手元で使えるものは何でも使う」という体制になりました。
ちなみにこの時点において、音源は上記のハードウェア音源だけで、まだソフトウェア音源はまったく使っていません。
環境が変わって不慣れなことも多い中、まともな曲が作れるのかという不安もありましたが、MIDI打ち込みのために同時に導入したソフト、midiomのおかげでかなり助かりました。このソフト、操作系が以前使っていたレコンポーザに非常に近く、しかもまともな同期機能が実装されていたため、Cubaseと連携してかなり効率のいい制作ができるようになりました。
ミックスとマスタリングは、以前と変わらずJUMBOさんのサポートを受けながら行っています。作業方針はJUMBOさん曰く「自分で繰り返し聴いていて疲れない音を」。私もこの方針に全面的に賛同しています。曲そのものの作りでもそうですが、他人が聴いて気持ちいい音作りのためには、自分が聴いて気持ちいいものであることが大前提だと思います。
そもそもジャケ裏の狭いスペースではそんな突っ込んだ話は書けないんで、最初からこういう形で書いときゃよかったとちょっと反省。
■タイトルについて
THE SQUARE(現T-SQUARE)のアルバム「Stars and the Moon」に収録のナンバー「CRY FOR THE MOON」から名前を頂きました。
超有名な「TRUTH」よりも前の作品ですが、個人的にスクェアといえば、このあたり(正確には1こ前の「ADVENTURES」あたり)から「TRUTH」くらいまでが非常に好きだったりします。
そういえば「TRUTH」にしても1987年の作品。もう20年も経つわけですねぇ……。
■ジャケットイラストについて
サークルとして久しぶりのCDということでどうしようか考えたのですが、以前TLS系のCDで何作か描いてもらったことのあるいべさんにイラストをお願いすることにしました。柔らかい線でぷにぷに感のある作風がすごく好きです(爆。
ジャケットのイメージはフィーナ姫で満月の夜空ということでほぼ決まっていたのですが、構図や姫様のポージングについて、いべさんと二人でああだこうだ言いながらかなり悩んだ記憶があります。
タイトルにイメージを合わせるつもりで姫様には涙を流してもらった訳ですが、よく考えたらタイトルのCRYは「泣く」ではなく「叫ぶ」の方の意味な気がします。
■Track 01,03: Lapis Lazuli -Cry for the Moon-
夜明け前より瑠璃色なといえばやはりこの曲。という訳で、アレンジ自体もやるのは久しぶりというのになんというチャレンジャーな選曲(笑)。
この曲は公式にもアレンジバージョンが多数存在するためプレッシャーもかかりますが、オーガスト系に初進出ということで、これくらいのチョイスでないと!というのと、やはり私自身この曲が大好きであることが一番の動機であることは間違いありません。
アレンジにあたっては、とにかくノリの良さが一番大事という方針で、特にドラムを中心としたリズム系楽器に力を入れたものになってます。特にドラムはオカズの入れ具合などかなりのリテイクを経て今の状態になっています。逆にメロディやギターソロのシミュレートがそれなりになってしまったのが反省点ですね。
要所でカッティングギターやシーケンサーのパートを加えたりSEを入れたりと、私のアレンジにしてはかなり派手な構成になりました。
ギターソロ部分のフレーズや進行は、公式サントラLunar Passport収録の「Lapis Lazuli -Lunar eclipse version-」から一部拝借しています。
ちなみに、このアレンジ曲は原曲とテンポを完全に合わせて作られていて、原曲のボーカルパートを抜き出してミックスする、などという遊びをやっていました。(版権的にアレなので公開はできませんが)
■Track 02: one's stars
Lapis Lazuliでは割と原曲と似た方向性のアレンジにしたため、この曲では曲想をガラッと変えたアレンジを目指しています。ただ、エンディング曲らしいバラード、という方向性は守ろうという方針です。
当初このアレンジは、吹奏楽部ヒロインふたり、麻衣のフルートと翠のクラリネットによる夢のデュオをシミュレート、というコンセプトだったのですが、フルートでない方のメロディパートで実際に鳴っているのはクラリネットではなくオーボエです(爆)。
クラリネットの音色ではどうしても音域が合わず鳴りが不自然になってしまったため、泣く泣くこのような選択になったのですが、ここはやはり悔やまれます。曲全体を移調するなどして音域を合わせていけば、もしかしたら出来たかもしれませんが……。
と、音色の選択では残念な結果になったものの、ふたつの楽器によるメロディラインの協奏、という試みはある程度うまく出来たんじゃないかと自負しています。原曲のメロディライン自体が、このような構成に向いていたのかも?
■余談: 制作環境とかミックスとか
例によって、ここから更にマニアックな話になります(笑)。
制作環境は、単体MIDI音源を使って制作していた以前のスタイルから大きく変わりました。音楽制作ソフトにCubase SL3を導入、複数の音源とオーディオベースでの制作が前提になったことから、それまで持っていた音源(SC-8850、MU2000)に加えてYAMAHA MOTIF-RACK ESを購入、「手元で使えるものは何でも使う」という体制になりました。
ちなみにこの時点において、音源は上記のハードウェア音源だけで、まだソフトウェア音源はまったく使っていません。
環境が変わって不慣れなことも多い中、まともな曲が作れるのかという不安もありましたが、MIDI打ち込みのために同時に導入したソフト、midiomのおかげでかなり助かりました。このソフト、操作系が以前使っていたレコンポーザに非常に近く、しかもまともな同期機能が実装されていたため、Cubaseと連携してかなり効率のいい制作ができるようになりました。
ミックスとマスタリングは、以前と変わらずJUMBOさんのサポートを受けながら行っています。作業方針はJUMBOさん曰く「自分で繰り返し聴いていて疲れない音を」。私もこの方針に全面的に賛同しています。曲そのものの作りでもそうですが、他人が聴いて気持ちいい音作りのためには、自分が聴いて気持ちいいものであることが大前提だと思います。
